これはわかりやすい。彼ら選民・信者は「王道のものはつまらない」という逆張り中二マインドでしか動いていないからである。
一方、彼らのアンテナは決して感度が高いとは言えず、未知のタイトルを発掘する意欲があるわけでもないため、マイナーすぎればそもそも捕捉されない。何事もほどほどが肝心だ。
卓越した腕がなかろうが、物語を深く理解し考察する頭がなかろうが、メタに走ればプレイヤーもまた一段上から見ている気分に浸れる。
ゆえにゲームに限らず、メタ要素を含むコンテンツはだいたい頭の弱いパワー系信者を量産する傾向にある。
これもまたメタに通じるが、逆張りしか能がない奴を優しく肯定し甘やかしてくれる点にこそ、これら選民・信者コンテンツの需要はある。
「倒している敵にも家族がいるのではないか」など、プレイヤーの大多数はそんなことをいちいち考えても面白くないから無視しているだけなのだが、それに気づかぬ彼らはただただ哀れである。