関東の1都6県の中で、唯一感染者が確認されていなかった茨城県で初の感染者が確認されたのが3月17日午後。丁度1週間が経過した。
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/20200318-corona.html
によると、この7日間で合計して4名の感染者が報告されているが、4名中3名は海外旅行(イタリア、ヨーロッパ、タイ)での感染で、1例は都内勤務とのことで、職場と通勤経路を含めて都内での感染である可能性が高い。家族への感染も現状では確認されていない。つまり、県内での感染拡大には至っていないことになる。「クソ田舎だからだろ→💩」と言われて終わりそうなわけだが、それなりに理由がありそうにも思える。なぜ茨城県は感染者出現が遅かったのか……これは、県内に鉄道「網」と呼べるものが存在しないのが大きいのではないか。特に都内との交通でいうと、常磐線とつくばエキスプレス位しか存在しない。マスコミはあまり声高に言わないわけだが、電車・地下鉄での感染というのは実は大きいのではないかと思う。どこに防備の力点を置くべきか、という意味では、この現象はそれなりに意味があったのだなあ、と思ったりもする。