内容としては90の爺(ラッキーさん)が田舎で余生をすごしてるだけ。死の影を悟りつつそれを受け入れていくといった内容で、エンタメとしてはとても見れたものじゃないし、まぁ人にはおすすめ出来ない。でも好きです。
爺にも若い頃はあったし国を背負って日本人と殺し合いしてたわけですよ。子供の頃もあったし友達もいた。みんな死んだけどな。
タバコは吸うぜ。なんせいくら吸っても肺に異常が出ない体質だからな。
でも爺は倒れるんだ。原因なんて大したこと無い、医者は老化だからこんなもんだって言うだけ。
こんなもんらしい。人はだんだん体にがたが来てボロボロになって死んでいくんだ。そういうもんらしい。
運命とかいてさだめと読むのかっこいいけど、どこからどこまでがコントロールできてどこまでが定めなんだろうな。
お前が今日生きてるのは、こないだ死んだ親戚は、それが定めだったんだろうか。
という反面。やっぱり行きつけのカフェとかバーのある人生ってのはそれだけで孤独が埋まるよなぁ〜と、映画の趣旨とは関係ないところに目が行ってしまいました。