かなり時間がたってしまったが浅草のアンヂェラスが閉店してしまった。
嫁さまが騒いでいたけれど、行ったことがない顔でいるしかなかったのは結構苦しかった。
学生から社会人になりたての頃に付き合っていた彼女とは浅草で別れた。
小雨が降るような、やや肌寒い日だったと思う。フロントガラスに水滴が流れていたのを憶えている。
予想もしなかった言葉で呑み込むのに時間がかかった。でも結論は、続く言葉を聞いても別れの言葉でしかなかった。
それまでもすれ違いの連続で、そうなることは必然だったのかもしれない。でも、でも。
あれから月日はたち、子供はいないけれど嫁さまと幸せな日々をすごしている。
今ではまったく接点がなく彼女がどうしているのか分からない。よく行ったアンヂェラスの閉店で昔のことになったようにも感じるけれど、彼女の言葉だけは消えない。
若しかしたらどこかに書いてあった言葉なのかもしれないけれど、今は完全に彼女の言葉として滲みついてしまった。
こればかりは死ぬまでお付き合いするほかなさそう。
だから思った。たとえ大災害に見舞われても破産したとしても、一生、嫁さまと幸せに暮らしてやる。言い換えればこれが自分に課せられた義務だ、と。
うんち
もう“俺のど真ん中”話は要らんよ
おめーのつまらない書き込みもいらねえよ
今日も男は元カノを叩かない
女特有の罪悪感を紛らわせるための綺麗事だなあ
拝啓~ この手紙~ 読んでいるあなたは~♪ どこで~ なにをして~ いるのだろう~♪
まさか彼女ってTポイントカード???