銀座で用事をすましたあと、帰りの地下鉄の連絡通路で視線を感じ振り返る。
(こちらが振り返るとびっくりしたのかキョドる)
うわ、なんかへんな見知らぬおっさんおるなーと思ってたが無視をした。
あ、銀座で乗るより地上にでて有楽町で行ったほうが安上がりだわと思いエレベーターに乗り込む。
その間も見知らぬおっさんは、ずっとこちらにスマホ向けて時より「カシュ、カシュ」とシャッター音がなっていた。
まあそんな人も世の中に居るよなーと思ってたら見知らぬおっさんおっさんもカメラ向けながらエレベータに乗り込んでくる。
エレベータ内でおっさんに見知らぬおっさんがスマホを向けられる謎の空間が完成。
(内心、ファ?!とかちょっと怖くなってきた。)
沈黙のエレベータだったが、見知らぬおっさんが小さい声で「忙しそうですね…」と口火を切ってきた。
(君がスマホを向けてくるから早くこの場を去りたいんだよーなんなのもー)
地上に到着し、エレベータが開くとエレベータを待っていたであろう女性が、一瞬たじろぐ
(そりゃそうだ、おっさんが見知らぬおっさんに写真を撮られているのだから)
私は、見知らぬおっさんの「忙しそうですね…」の返答をしていない。
ボールを持っているのに耐えられない私は、「まあ、家に帰るんで…」と言い残しその場をさった。
帰り道の電車で、なぜ、「おっさんが見知らぬおっさんに写真を撮られる」状況ができるのか考えてみたがさっぱりわからん。
どう思う?どうしたほうがよかったかなー?