友人は、おばさん(父親の妹)のことを小学低学年の頃まで男(つまり おじ)だと思っていたそうだ。
LGBTとかではなく、特に体が大きいとか、声が低いとかということもなく、今にして思えば、どう考えても女性なのに。
発覚したきっかけは「自分の親戚を分かる所まで書く」みたいな宿題。(今はいろいろと配慮が要りそうな課題だが、その辺はおおらかな時代だった)
普段から「マコちゃん」(仮)と呼んでいたため本名が分からず、母親に聞きに行ったところ、
「マコちゃんは お父さんの妹だから『おばさん』だよ」と教えられたそうだ。
今までマコちゃんが遊びに来るたびに一緒にお風呂に入っていたのが、急に恥ずかしくなって、
マコちゃんが来る日は明るいうちから風呂を沸かして、先に入ってしまうようになったのだそうだ。
(なんで一緒に風呂に入って女だと気が付かなかったのか不思議だが、子どもの知恵なんてそんなものかもしれない)
本人は、「たぶん いつも ズボン履いてたし、ヒーローごっこをしてくれていたから、男だと思い込んでいたんだろう」と分析している。