長いようで短かった院生生活も終わりを告げようとしている. 昨日論文を提出した.
この大学のことはあまり知らないままだった.学部の時通っていた大学の院試に失敗し,地元の大学の院を選んだからだ.研究生になる道もあったはずだが,まともに研究成果を出していなかったため,教授に断られた.
入学当初はサークルでもやろうかと思ったりもしたが,高校時代の愛すべき悪友たちと別荘を借り始めた(駅から徒歩8分の1LDK)おかげで手持ちが怪しくなり,紹介された居酒屋で働き始め,四苦八苦している内に2年経った.
指示を聞き直しても同じことを繰り返すコックと,アルバイトが辞めるほどパワハラを繰り返す社員,早口で指示する割に聞き返すと怒り出す店長とまともな人間のほうが少ない場所だったが,白血病を既往歴として持つ快活な元高校球児や巨乳のギャルなどと仲良くなれた側面もある.
だがそういう生活を送っている内,やはり何度やっても過ちを繰り返すうちにまともな人との付き合い方に自信を失った.少しずつ自分の内側の感情を司る何かが,固くなりつつあるのを感じる.
この先もまともな大人にはなれそうもない.
自分に酔っているなぁと思いました。