よっぴーさんの記事で名前を知って以来、東池袋近くに住んでいる自分はちょっと遠回りをしても食べたい大塚のお店第一位なのだ。(二位は関西のうどん屋さん、三位は洋食屋が続く)
月2ぐらいで週末によく行くお店なんだが、微妙に客が少ない。自分を除いたら客がいなかったから閑古鳥が鳴いているといってもいい。
イカ焼きは美味しいし、明石焼きのつゆは飲み干せるし、締めのたこ焼きはヤングB とビールと共に食べると最高にうまいのだが客がいない。
どうしてかな、成人式の夜だし祝日最後は人が来ないのかなと思ったら、お店から歩いて一分のところに銀だこができていた。客もそこそこいた。
銀だこかよ、銀だこ美味しいけど、新宿御苑近くで打ち上げをおっさんだけで安くすませたいときに利用するけど、まじかよ。出店するなよ。
都心住まいだし、無縁だと思っていたイオン帝国と地元商店街の攻防を見ているようだった。
そりゃさ、利用する客の気持ちはわかるよ。たこ焼き、お酒ははち八のほうがちょい割高だもんな。でもさーそれはどこでも食えるんだよ。
あのバリカタの皮を崩せばイカがこぼれ落ちるイカ焼きははち八でしか食べられねーんだよ。
ふわふわの卵のやわはだを崩しながらおつゆと一緒に飲み干せば、なにを食べていたのか忘れそうになる明石焼きははち八でしか食べられねーんだよ。
舌がやけどしそうになるのをこらえて口の中でとろけるたこ焼きを、その日の気分でソースを入れ替える楽しさははち八でしか味わえられないんだよ。
そう内心で激昂してもなにも変わらず。