2018-12-16

切迫早産妊婦日記

安静にせざるを得ず寝てばかりで暇。

里帰り先の実家の布団からつらつらと書く。

今日は母にタンスの空き部分へと服を詰めてもらった。整理してる間、猫ちゃんが開いた引き出しに入っていた。猫の手は貸してはくれなかった。全部しまったら部屋がすっきりした。

父が窓にプチプチの防寒シートもしてくれた。

朝、トイレ行って、蛇口で手を洗った。冷たい水でかじかんで、うまく蛇口を締めきれなかった。ものの数分後に、父に「蛇口しまってない、流しっぱなしだぞ。」と注意される。つい「そもそも蛇口が硬い」と言った。反抗的妊婦。父は何も言わなかった。

父は、アルバイト帰りで蛇口パーツを買ってきた。新しく蛇口のひねりを取り替えてくれた。父は器用だからなんでもできてしまう。っていうか私の反抗的一言でそこまでやってくれてしまった。なんか申し訳なくなった。

私は、両親が私のことをどう思ってるか知らない。好きだよとか、大切に思うよとか、抱きしめられたりとか、強い愛情表現をされたことはない。とてもドライ

でも行動は私のためを思ってやってくれることがすごく多い。家を出るまであんまり気付かなかった。この事実大人になるにつれて私に重さと実感を与える。

それが今は分かるから、素直に「ごめん、ありがとう蛇口新しくしてくれて。」なんて言える。昔の私は言えなかったかもな。

多分、子供が産まれたら、親から愛を与えられていた自分もっともっと気付くんだろう。愛ってなんだろう。子供を産む前に、のんびりとこんなことを考える時間を与えられたことに感謝を感じたいと思う。

私は夫と、この子にどんな愛を与えられるだろうか。命を繋いでいくってこういうことなんだな。

  • 増田にいるような性格の悪いクズが人に与えられるものはありません

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