漫画なら女子高生が部活で延々ダベっているだけ、のような作品は盛りだくさんなのだが、昨今の俺は活字を読みたい気分なのである。
それでいわゆる「日常の謎」系ミステリを読んでいたんだけど、これがどうにも平穏でない。どうやってホットココア作ったんだみたいなほのぼの展開はごく一部だ。やれ同級生に軟禁されるだの、やれ放火されるだの、喫茶店では不倫騒動に巻きまれるだの、学校の壁に死体が塗り込まれてるだの、動物園に勤めてたら違法ペット販売業者が出てくるだの、古本売って階段から突き落とされるだの、楽器吹いてたら麻薬取引見つけちゃうだのといった血なまぐさい作品のなんと多いことか。
今こそ全ての増田民に問います。登場人物が危機に晒されない、恋愛で関係性がガラッと変わったりもしない、ただただ起伏なくフワフワと楽しくて読んでいると気分が良くなってくような、日常系の小説って存在しないの?
念のため言っとくが「タタール人の砂漠」は違うからな。俺は釣られないぞ😠
妹さえいればいい。
は? 読書だっつってんだろ、羨ましくなんてないぞ 追記・大変すいませんでした。オススメいただきありがとうございます。読ませていただきます