どの業界にも老害がいる。過去から抜け出せない時代遅れ。そんな奴らが写真界にも存在する。デジタル現像を善としない撮って出し老害だ。
デジタルカメラが主流となった昨今、ソフトウェアを駆使した現像術は必須になっている。端的に言うと、より感動的に仕上げるためだ。もちろん写真家によってアプローチは違うため、現像スタイルを確立するまでトライアンドエラーを繰り返す。
そんなわけで、写真とパソコンは切っても切れない関係になった。しかし、プロにも「撮って出し以外は認めない」という排他的な輩が存在する。
知り合いのプロは、自治体の老害プロどもに村八分状態だ。「おまえの写真は写真じゃない。デジタルに頼った紛い物」といった具合である。
「さまざま現像処理を試した結果、一周まわって撮って出しが最高だと思ったよ」というならまだわかる。撮って出し老害は、デジタル現像をするための努力を一切していない。批判するならできるようになってから批判しろという話だ。
世界を見てみると、当たり前のようにデジタル現像が行われている。保守的な島国根性なのか、はたまた時代の流れに追いつけない腹いせなのか。撮って出しプロは排他的な性格を修正できないのなら、今すぐ絶滅すべきだ。
その「老害」より優れた実績を出して淘汰すりゃいいじゃん
流行りに乗ってなんでもフィルム風加工にする人もいるけどね。
増田の言う老害はプライドを持って仕事してるんだから、競合相手をよく思わないのは当たり前。 プロなら真剣勝負だろ。老害のほうがかっこいいじゃねえか。