当方、サッカーのことはほとんど知らず、今回のW杯の試合も見ていない。
今回の試合で知っている情報は「日本が後半のはじめに2点取った後、最後の20分あまりで3点取られて逆転された」という事実。
「感動した」とか言っている人がいるらしいが、この試合展開は日本にとって感動できるものなのだろうか?
無論、ベルギーにとっては感動モノだろう。0-2という状態をひっくり返せたのだから。
個人的には「感動できる試合展開」というのは、1点取ったら1点取り返される、みたいな一進一退のせめぎ合いがあって、
そんな試合が終われば「いやあ惜しかった。ベルギーおめでとう、日本もよく頑張ったよ」みたいな感動があるだろう。
でも今回の試合展開だと「後半開始直後で一気に2点も取れたし余裕でしょ」みたいな油断があったのではないか、と勘ぐってしまう。
例のポーランド戦があった後だからなおさら、「あとは体力温存でもしとけ」みたいな指示があったのではないか、と疑ってしまう。
(ポーランド戦の戦略についても議論百出だろうが、ここでは自分はあまり良い印象を受けなかった、とだけ触れておく)
もしくは、単に後半になっておじさんジャパンが体力切れを起こした、とも考えてしまう。
油断にせよ体力切れにせよ、あまり褒められた試合内容ではなく、とても「感動した」とは言い難い……
W杯に興味がない人間が試合結果と概要だけ聞くとそんな印象を受けた。
あくまで個人の印象であって、感動するのは間違いとかそういうことを言うつもりはない。
感動した人は本当に感動したのだろうし、パブリックビューイングかなんかで周囲の人達と感情を共にしていたのなら
その想いもひとしおだろう。
試合を見ればわかることなのかもな わからないかもだけど まあ十人十色だし良いんじゃないか