2018-05-02

お金のいらない国』を読んで

お金というものを得るのが仕事目的だと多くの人が思っているうちは、あなたの国の本当の意味での進歩はないでしょう。

仕事目的は世の中の役に立つことです。

報酬ではありません。

あなたの今されている仕事が、本当に価値のあるものかどうかを判断するには、仮に、社会からお金というものがなくなり、その仕事によって報酬を得られないとしても、自分がその仕事をすべきだと思うかどうかです。

なぜこの本が「経営者に」刺さるのかは解る。

労働者が求めるのが「社会貢献」であって、「地位」や「金銭」などではない世界

そりゃ、刺さる。

やりがい搾取し放題だ。


んで、続刊ではこうも書く。

私たちは、だいたい自分のやりたいこと、できそうなことはなんでもやってみようとします。

どんなことでも、それが誰かの役に立てば立派な仕事です。

普通に考えてそんなことはないよね。

皆が花屋パン屋をやりたいとしても、需要は決まっている。

みんながサッカー選手になりたくても、誰かが下水ゴミ管理し処理しなきゃならない。


こんな夢物語にもみたない稚拙ゲロカス妄想を絶賛するのは単純で。

お金をもらうことよりも、誰かのためになる、みたいなことに価値見出して、搾取されてほしいからだ。

こういうのをツイートする輩は、半眼で見るくらいがちょうどいい。

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