私は海外に住んでるから今から日本に帰るために空港に居て、これを書いている。
先週、スカイプで父親が酔っ払いながら私に「大好きだよ。何があってもお父さんはお前の味方だから」と言っていた。あの時はいつもの酔っ払って小っ恥ずかしい事を言っているだけだと思った。でもあれがもしかしたら最期の言葉だったのかもしれない。それ以降、スカイプにログインした形跡はなかった。その日まではいつもオンラインだったのに。
ちゃんとあの時、話を聞いてあげれば良かった。母親に連絡して、様子がおかしいと言えば良かった。
親孝行はしたつもりだ。むしろ向こうが私に謝るべきなのだ。こんなにも早く逝ってしまうなんて。見栄っ張りで、2chが大好きで、少年のようだった父親はそれと同時にセンスが良くて、面白くて、私とはまるで正反対の人気者だった。そんなお父さんが私は大好きだ。
なぜ、私はこの匿名ブログでこんな事を書いているのかはよくわからない、でもこの日を忘れない為に私はここでこれを書く。
でも、でも これが全部夢だったらいいのになあ