奨学金の話。
「誰でも学ぶ機会を得られるように奨学金が必要」なら分かる。しかし、
「就職するための大卒資格を得るために奨学金が必要」は分からない。就職ができればいいなら高卒でも就職先はある。大学ではなく専門卒でもいい。今、就活フェアとかに出てる企業のほとんどは学士の内容を見てないはずだ。これなら「大卒が就活に必要」という就活のあり方の根本から見直しを訴えるべきだ。
「格差固定させないために奨学金が必要」も分かりにくい。これも卒業後の年収に関わる問題だが、これを気にするなら奨学金を出すのは実学系学部に限られるようにするしかない。就職に不利で卒業後の年収も低くなる文学部生には奨学金は必要がないということになる。
ただし、世代をまたいだ格差を固定化させないために、親・親戚が大学に行っていない第一世代に大学を経験させて、その子や孫が大学に入りやすくするために、無償の奨学金を優先して支払うとかは有りだと思う。
結局奨学金の話で根本的に揉めるのは、「大学はほんとに就職に必要か?→答え:そんなに必要じゃない」という社会への認識の過渡期であることがあり、必要なものは大卒でなくても十分な収入を得られる就職先と、格差固定化させないための第一世代への無償の優先入学枠。
よく知らんのだけど、欧州とかにある職業訓練校みたいなのを作れで結論出たんじゃなかったっけこの話
文学部ははじめから就職する気がない学生が多く、意識が低くて就職できなかったのを学部のせいにしてる人がそもそも多い的な話を聞いたが。 勿論そういう人が意識が低いゆえに不利...