2017-12-16

意識高い系カタカナ言葉の多用に思うところ

最近カタカナ語を使っている人を「意識が高い(笑)」と皮肉る人がいる。

例えば、

エビデンスを固めてからアジェンダを作って、アジャイルな開発を進行するべき」

(=根拠を固めてから、進行予定表を作って、迅速な開発を進行するべき)

とか

本人意味わかって喋ってるのかなって、思ってしまう。

 

要は、英語カタカナにした言葉を好んで多用しているのである

なぜ、英語のまま使ってしまうのか、いくつか理由を考えてみた

日本語に該当する言葉がない

相手にわかりにくくすることで、議論を有利に進めたい

適当表現で、相手を煙に巻きたい

・語彙力がないために、日本語表現することができない

・単に格好をつけるため

 

こんなもんだろうか?

 

上の3つ

日本語に該当する言葉がない

相手にわかりにくくすることで、議論を有利に進めたい

適当表現で、相手を煙に巻きたい

これらは、理由として真っ当であると思う。

日本語では伝わらないニュアンス表現機微)を伝えたい。もしくは、めんどくさい議論を避ける目的がはっきりしている。

 

問題は下の2つ

・語彙力がないために、日本語表現することができない

・単に格好をつけるため

この場合日本語でわかっていないのに、あやふや概念のまま平気で会話に使っていることになる。

馬鹿にされるのもうなずける。

 

とすると、カタカナ語を使う人を馬鹿にする前に、

意味のわからないことを言っているのか、

意図があって使っているのか、

判別できるだけの知恵がないと、本当の馬鹿は笑っている当人になってしまう。

日本語英語勉強しないとなぁ…。

  • 若手社員の仕事関係のカタカナ用語は上司や先輩の影響だろう 意識高い系大学生は、メディアの影響かと

  • その職場での一般用語であるかどうかが重要かなぁ。 プログラム関係の業界だとメソッドやコミットとかは一般常識レベルの単語だし。

    • 社内用語とか、お互いの常識になっているモノは問題無いと思います。 相手が理解できるかどうかを、見極めずにカタカナ語、もしくは、概念を理解していないのまま使っているのが、...

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