生きるのに不自由したことがないけどずっとずっと息苦しかった。
息苦しさからどうしたら逃れられるかわからなかったから、好きなものを食べたり、寝たり、やらしいものを見たり辛くなったら三大欲求を満たしてみたりもした。
でもまだずっと苦しい。人から認められたら、褒められたらあるいは生きててもいいのかなって思ったから、一時期から絵を描いてネットにあげるようにした。
それも2次創作。ジャンルのおかげで、実力よりは人に見てもらえるようになった。ファンを名乗る人に会ったりもした。嬉しかった。一時期満たされたような気がした。
でもまだまだ息苦しさは止まない。そのジャンルのうちわ内で人間関係のいざこざを味わってから、あんなに楽しかった交流が色褪せて見えてきてしまった。どんな人に褒められても、それは本心から言っているのか疑わしくなってしまった。
今呼吸をするのが楽だと感じるのは好きな人に会っている時。今まで恋人が居たことはあったけれど、どの人も少し無理をして付き合ってる感じで、でも今の人は生き方が似ていて落ち着く。話しが合う。無意識に共感できる。でもだから、彼は生きているのに息苦しさは感じないのだろうかと時々不安にもなる。
死にたいって積極的には思わないけど、生きるのはもう良いですって気分。生まれてこのかたずっとこんな感じで、特に不幸でもないのにって怒られそうだけど、でも、この息苦しさから逃げられないのはやっぱりしんどいことなんじゃないでしょうか。
なんで人は生きたいと思えるんでしょうね。