「系」は「〜の人たち」「〜なものたち」を表す表現だ
ex:渋谷系、裏原系、なろう系
というわけで、意識高い系=「意識高い人たち」となる
「意識高い」とは、意識が高いという意味で
何と比較して高いかといえば「実態」だろう
意識高い系=「実態と比べて意識だけ高い人たち」
意識、というのは複数の意味が考えられるが
やる気や目標、自己認識と置き換えると分かりやすい
意識高い系=「実態と比べて、やる気や目標、自己認識だけ高い人たち」
なぜ「意識高い系」が流行ったか
そもそも、やる気や目標は高く持てと古くから言われてきたはずだ
ではなぜ揶揄されているかと言えば、自己認識の問題だろう
自己の現状を理解し、高みを目指すのであれば良いのだけど
「既に自分は高い位置にいる」という自己認識を持った人間が周りからうざったく見えるのだ
と考えると
意識高い系=「実態と比べて、自己認識ばっかり高い勘違い野郎共」
近い言葉としては、高飛車、傲慢不遜、居丈高、不遜
意識高いの「高い」は、「お高くとまっている」の「高い」だ
よくセットで使われる感想の言葉としては「鼻持ちならない」
意味は「言語や行動ががまんできないほど不愉快である」
何でこんなこと考えたかっていうと、これ読んでイライラしたから
http://toyokeizai.net/articles/-/194446
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