2017-09-17

「マズい」学校給食の不道理

大磯町の「マズい」学校給食について調べると、不可解なことに気づく。

 

まず、家庭の払う金は、月額4900円だ。

家庭が負担する給食費は生徒1人当たり月4900円という。

  http://www.kanaloco.jp/article/140220

 

給食の数は870人分だ。

 

1日870人分

  http://delete-all.hatenablog.com/entry/2017/09/17/153008

 

1年間に生徒側の全員が払う額(総額)は

    4900×12×870=5115.6万

まり、5115万円である。(端数切り捨て)

 

一方、大磯町が払う額はこうだ。

配膳室整備費が計約1200万円、業者への委託料が年間計約4100万円。

  http://www.kanaloco.jp/article/140220

 

まり、生徒からは年間5115万円を徴収するのに、業者への委託料は年間計約4100万円であるにすぎない。差額の 1000万円は、大磯町がいただいてしまう。

一方、配膳室整備費は 1200万円だが、これは最初の年にいっぱいかかるだけで、以後はあまりからないだろう。

 

というわけで、大磯町は、生徒から多額の金を徴収したあとで、その金を給食費には回さず、大磯町財政に入れてしまっているわけだ。

これはつまり中抜き」みたいなものだ。「ピンハネ」とも言える。これが、大磯町学校給食が低品質であることの理由の一半となるだろう。

 


 

 《 注記 》

 

給食費を払わない家庭(貧困家庭)もいるはずだ。だから870人分の収入があるとは限らないぞ」

という反論が来そうだ。しかしこれは妥当ではない。

なぜか? 給食費を払わない家庭(貧困家庭)への補助は、自治体自分財政負担するべきものからだ。

なのに、その分を他の生徒に負担させるのでは、「自治体福祉政策の金を、同級生にツケ回しする」というようなものだ。これは道理が通らない。

貧困家庭への援助は、自治体や国がやることであって、同級生がやることではない。したがって、「自治体が金を援助する」ことがあったとしても、870人分の収入があると見なしていいわけだ。(支払う人の数は870人よりも減るかもしれないが、収入自体は870人分の収入があるわけだ。)

 

  • 食材の発注は町が行うことになっているから、業者への委託料には食材の調達費用が含まれていない。 差額の1000万が食材費なんじゃないか?

  • 町の栄養士が献立を考える人件費がかかるだろ。

  • どうでもいいけど、 写真を観る限り、いろどりが子供が好きそうなメニューじゃないよね。これ。 http://www.yomiuri.co.jp/photograph/news/article.html?id=20170914-OYT1I50020

    • 異物混入でかたがついてるんだけど いろどりが嫌だって残してる奴がいたら体罰不可避

    • 普段 マスゴミの印象操作! 今回

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