CMは、火災現場に向かう消防車に乗ったウシのキャラクターが「カンカンカンカン晩餐館 焼肉焼いても家焼くな」と連呼するというもの。
この内容が「不謹慎すぎる」「火災被害者の気持ちを蔑ろにしている」と、一部ネットで反発を生み出した。
CMに不快感を表明したライターのAさんは「火災は本人にとっては笑えない死活問題。それを焼肉と同列に扱って笑いを取ろうとするのは不謹慎としか言いようがない。日本食研はいますぐCMを取り下げ謝罪するべき」と話している。
幼いころ、火災によって両親を亡くしたBさんは「非常にショックを受けた」と話す。「テレビを見ていたらこのCMが流れて、顔面が蒼白になりました。当時の辛さが蘇りましたし、それを焼肉のタレメーカーが面白半分でいじっているということに強い憤りと悲しみをおぼえました。テレビを消してからもしばらく涙が止まりませんでした。絶対に許してはいけないことだと思います」
現在もネット上では日本食研バッシングはますます勢いを増しており、不買運動にまで発展しつつある。焼肉のタレメーカーからの思わぬ「炎上」騒ぎ。消火される日はいつになるのだろうか。