ということを、この間BSスカパーでやってた「勝手にアニメ大賞」という番組を見て強く感じた。
その番組は芸人とかアイドルとかで、アニメに詳しいと自負するオタクがテーマにあったアニメを表彰していく(たとえばアニメ初心者に見せたいで賞みたいな)という番組なのである。みんなオタクなので、一種のキモさはみな持っているのだが、私が一番キモいと感じたのはNMB8の三田麻央であった。彼女はAKBグループのアイドルとして活躍しているので、少なくとも「ブス」の範疇には入らない(個人的に言えばかわいいと思う)のだが、その見た目が台無しになってしまうと感じてしまうほどやばいものを感じた。
彼女をキモいと感じてしまった理由は、「しゃべり方」にあった。
いきなりワンオクターブ高くなって「そうそうそうそうなんですっーーー!!」というしゃべり方、これ一つでもう私はダメだった。
対照的だったのが、アニソン博士として紹介されていたピン芸人のあしとみしんごという人だった。彼は、見た目からして「ザ・オタク」という感じだったのだが、しゃべり口が落ち着いてて、話している内容はともかく、キモさをほとんど感じさせなかった。
オタクの諸君は、自分が熱く語りたいと思った時こそ、落ち着いて、声を抑えてゆっくりしゃべってみよう。そうすることで印象はずいぶん変わってキモさを払しょくできるはずだ。