今日は夕飯の炊事当番だったので、娘がどうやったら野菜を食べるか考えながらキッチンに立っていた。
まずは、興味を持ってもらおうと、買ってきた野菜を一緒に冷蔵庫へ入れた。
「これは、トマト。キュウリ、これは・・・ワカンナイ」「これはレタスだよ」
「これは牛乳、これはビール、これもビール、これもビール・・・」だめだめ、ダイニングの妻にばれてしまう。
娘は野菜嫌いと言うほどではないが、どうしても野菜は残しがちである。
今までは、細かくしたり、火を通してみたり、好物との交換条件をだしてみたりしたが、野菜はしかたないから食べるといった感じだった。
でも、自分はサラダで食べたかった。今日はサラダの直球勝負だ。
レタスは一時期よりだいぶ安くなった。美味しそうなところをちぎって皿に並べる。
トマトはテレビで特集してからスーパーに1個ずつ並ぶところができた。これはくし切りにしよう。
キュウリは娘にアピールするようにちょっと音を立ててリズムよく小口切り。
娘はぽかーんと口を開けてみていたので、切った先から一口ずつ放り込んでみた。
レタスもトマトもキュウリも、しゃりしゃりむしゃむしゃ。「しゃりしゃり、おいしいね」と娘。