社会に出ると自己中心的で、公平や公正なんてものに興味がなく、人から搾取することを悪と考えない、考えようとしない人で溢れている。
彼らが正常として扱われ、全体の改善を提言するとめんどくさい人間として扱われる。
「真面目すぎる」という言葉は、「お客様は神様です」や「万引き」と同じくらい社会に害を与えた言葉だろう。
丸く収まっているからいいじゃんって考えが強く、その尻拭いをさせられている人の立場を考えるように言っても聞く耳を持たない。
いい人は都合のいい人っていう表現はその通りで、自分のメリットデメリットでしか物事を見ようとしない。
そんな社会の中で、事大主義的な振る舞いをして同調し、誰かにめんどうを押し付ければ割といい待遇で生きていけるのはわかっている。
ガキの頃はそういう側面があったけど気づいていなかったからできていたし、今でも物理的にはやろうと思えばやれる。
でも、そんな理不尽を解消しないやり方って虚しくないのだろうか。
誰かに迷惑をかけてしまうくらいなら、引きこもって現実逃避をしたくなる。
安楽死でもなんでもしてさっさとこの醜い世界から抜けたいと思う。
なぜ誰も解決しようとしないのか、なぜ学ぼうとしないのか、なぜ寄り添い考えようとしないのか。
おそらく現代は、高度に進んだ未来の人間から見れば狂ってて頭の悪い人間が跋扈している野蛮な時代に思われているだろう。
力を持った人たちが場当たりな快楽を追求するのではなく、余裕があるからこその行動を見せて欲しいし、自分もそうなりたかった。
そうなれなかった自分が悔しくて仕方がない。