世の中にはどうしたわけか、掃除に信仰のようなものを持っている人がいて、
「掃除しないから運が悪いんだ」とか、まるで統合失調症の患者のようなことを言う。
そりゃ、掃除が大切なのは間違いないし、バカにするつもりもないが、単なる作業だろう。
大事なのは料理も洗濯も同じなのに、なぜか掃除だけが、やたらスピリチュアルな要素と結びつけられる。
だいたい、掃除するたびに金運が上がるなら、掃除のおばちゃんは今頃大金持ちだぜ。
嘆かわしいことに、組織を率いる人物までもが、この病気に罹患していたりする。
ちょっと儲かると著書を出し、「掃除をするとアイデアが出る!」とかわけのわからないことを言い出すのだ。
他人にやらせるためにそんなことを言っているとしたらムカつくし、
仮に自分でやっていたとしても、そんなんいいからトップとしてやるべきことをやってくれと思う。
本物の宗教組織すら、「これも修行のうち」とか言って下っ端にやらせようとする。
そういうとこは人手が足りないから下っ端にやらせるしかない、とか事情があるのかもしれないが、