自民党に投票した理由はただ一つ。
自民党以外は「累進課税の強化」を政策に掲げていたからだ。
累進課税の強化が実現したら所得税額が増加する。
所得税額が増加すれば納税額が増える。
頑張って家族のために働いて稼げば稼ぐほど搾り取られるわけだ。
ただでさえ収入の4割ほど納税しているのにさらに増額されるのは御免だ。
この一点の理由だけで自民党に投票した。
同じように思って自民党に投票した有権者はたくさんいると思う。
頑張れば頑張るほど納税額が増えるなんてはっきり言って馬鹿らしいし、
そんな社会がうまくいく筈がない。
自民党に投票した多くの有権者たちは、
そうした愚かな政策を掲げる野党に対してさぞかし「ふざけんな!」と思っているだろう。
もし野党が逆に累進課税の緩和を掲げていたら野党がもっと議席を獲得していた可能性は高い。
おそらく改憲うんぬんというもっともらしい争点に目がくらみ、
多くの納税者への配慮を欠いてしまった結果なのだろうと思う。
これは所得税を納税していないSEALDsに代表されるような学生にも同様のことがいえる。
ちょっとばかり納税者の気持ちを汲むだけでよかったのだ。
残念ながら民進党は大敗したが、
その大敗した理由は実はこんな単純なことだったという話。
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