STAP小保方事件では小保方さんが利用したというAO入試が随分と叩かれていた。
AO入試は意欲態度などを重視するあまりに基礎学力が保障されないから問題だという。
小保方さんはその好例とされたようだ。
確かに、小保方さんの学力がかなり低いということは誰もが承知していることではある。
あんな程度の人間が腐っても名門の早稲田大学に入学して博士までとってしまったことは驚きだ。
週刊誌情報によると中学時代から成績優秀で高校でもそれなりだったそうだ。
そんな小保方さんでもAO入試の弊害が表面化したケースとされてしまっている。
少なくとも高校の時点で小保方さんは同世代の中ではかなり優秀な部類に入っていたはずだ。
それなら「最低限度」は担保されると考えるのが普通じゃないのか?
その信用の上に意欲を重視して選考を進めることは間違いなのだろうか?
千葉県下有数の名門校出身者の基礎学力が信用できないというなら、今の日本に十分な学力を持つ学生というのは殆どいないのではないか。