現実には偏差値70オーバーの公立高校の上位層ですら、家が貧乏で一発で国立行けなかったら大学進学を諦めるレベルに困窮している家庭はままある話。
それにそもそも奨学金は学生の生活支援の為という名目だけではない。
海外では「成績優秀な生徒に奨学金を支給する」方が圧倒的に多いわけで、つまり奨学金を一種の報酬とすることで学生の学力向上へのきっかけとしているわけだ。
そしてそれらの海外の奨学金は成績が落ちると打ち切られるものが多いから一回貰うと落ちないように勉強するしな(よっぽど一時の小遣いに拘る変態じゃなければ)。
給付型奨学金は貸与と比べて敷居が低いから高い需要を得られることで学生の意欲向上に寄与する可能性があることを考慮するといいと思う。