2016-04-22

何かが異常に恐ろしいという病

わたし中高生とき、異常に核兵器を恐れていた。

から振り返るとずいぶんばかばかしい思い込みだけど、「わたしはいつか核攻撃死ぬ北朝鮮核ミサイルを打ち込んでくる。」と怯えていた。祖父被爆者で、生々しい原爆のことを聞く機会も多かったからだろう。

恥ずかしい話だが、夜も恐ろしくて眠れず、母が隣にいないと寝られなかった。留守番も苦手だった。どうせ死ぬならひとりぼっちで死にたくなかったから。

大人になるにつれて「死ぬとき死ぬんだからw」と考えられるようになり、穏やかな気持ちを取り戻した。思春期一時的な気の迷いだということで無かったことにしていたのだけれど、最近どうやらこのような囚われに苦しんでいる人はほかにもいるのではないかと思うようになった。

わたしの周りで確認できたのは、菌やウイルス感染してお腹を下すことを異常に恐れている人。癌になって死ぬことを異常に恐れていて、病院検査にも行けない人。必ず震災に巻き込まれ死ぬと思い込んでいる人。

これって何かの精神的な病なのだろうか。あと、このような恐怖に囚われることって一般的なんだろうか。

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