2016-04-13

つぎ込んだ総額5億円、賭博依存症と闘う 貴闘力さん

■私の考え 賭博問題

 ギャンブルは、またやりたいと思ってしまもの野球賭博相撲協会解雇された後も、海外カジノ国内公営ギャンブルをやめられなかった。経営する飲食店11店の従業員100人給与を払えなくなる寸前まで金を使い、2年前にようやく断った。今も依存症と闘っている。

 最初は、友達の誘いで軽い気持ちでやった。熱くなって人から金を借り、取り戻そう、借りた金を返そうとしてはまっていった。

10万円が1千万円になったら、快感でしょう? 海外カジノで1日に5千万円勝つこともある。でも、負ける時は何もなくなるまで負ける。つぎ込んだ総額は5億円。飛び降りて死のうと思うくらい負けた。

 ギャンブル携帯電話などの依存症者の親から相談を受けている。「金を持たせないで。借金できる人を周りに作らないで」と助言する。依存症は治らないから環境を与えないことが大切だ。私は、暇がないよう、あえて忙しくしている。午前6時に仕入れ、夜は各店舗に顔を出し、深夜まで働いている。

 スポーツ選手には、違法賭博には絶対に手を出してはいけないという教育必要だ。その一方で、頑張るものがなくなったら、もっと状況は悪くなる。依存症と闘うには支えが必要バドミントンの2人には、挽回(ばんかい)するチャンスを与えてあげてほしい。(構成後藤太輔)

相撲道でさえもこれだからね。

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