一回目は仕事中に営業車の中で「屁が出る」と思ってこいたらうんこだった。
パーキングに停めて最寄りのスーパーでパンツを買ったがズボンが色々怪しくて辛かった。
そしてわたしは増田に出会った。
人間はみんな、老若男女問わずうんこを漏らしていると知った。
すごく勇気付けられた。
しかし、まさかまた漏らすなんて思わなかった。
これはあれ、今日読売新聞にコラムで書いてあった「バイアスの盲点」だ。
バイアスの盲点とは、「自分は公平で正しいのに、他人は視野が狭くて偏見に満ちている」という考えだ。
わたしはうんこを漏らしたあの日を完全に自己の身体的感覚を欠如した馬鹿だと思っていて二度と、まさか、うんこを、漏らすなんて、ありえないと思っていた。
だが漏らした。しかも同じ理由で。「屁だろ」という甘さで。
これこそバイアスの盲点だ。
わたしはまさか二度もうんこを漏らすことなどないだろうと思っていた。
自分は、増田じゃない、なんて過信だった。
わたしはやはり増田だ。うんこを漏らした。
家でよかった。すぐにパンツを洗い、落ち着いて増田を書けるからまだ幸せなうんこ漏らしだ。
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