2016-01-29

醜いおばさんの世界

こんなこと書くとDQNだって思われるかもだけど、私は10代で結婚して子供を産んだ。

今年で23だけど、世間一般23歳より圧倒的に老けていると思う。

鏡にうつる自分はもうすっかりおばさんだ。

同級生友達と久しぶりに会うと、あまりの違いに自分でも驚く。

なんでこんなに老けたのか。

子育て死ぬほど大変でほとんど眠れていない、というのもある。

でもそれ以上に、見た目が美しくないことで損をする機会が全くないことが大きな理由な気がする。

学生時代特に女性は、見た目が美しくないと嫌な思いをすることが多かった。

恋愛関係だけでなく日常生活で。

なんとなく見下された態度をとられたり、美人の子と明らかに違う態度をとられたり。

今思うと、そんなことを恐れて私は必死に美しくあろうとしていたのだと思う。

だが、結婚して子供を産み家庭に入ると、そんな世界とは全く無縁になった。

最低限の清潔感さえあれば美しくある必要は全くないし、むしろ過度の美しさは厄介ごとを招くだけだ。

から見た目を評価されることがほとんどない。

唯一、私の見た目を評価する立場であるはずの旦那も、私と同じように老けていってるし、私の変化にあまり興味を持っていない。

から私は美しくあろうと努力もしないし、結果的にどんどん老けていく。

23ですっかりおばさんになってしまった自分を少し残念に思ったりもする。

だけどそれ以上に、美しさを必要とされない、誰からも見た目を評価されないこの世界の住人になれたことに安堵している。

この世界平和でのびのびと暮らせる楽園だ。

おばさんたちがみんな元気な理由が分かった気がした。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん