2015-10-04

前任者の呪詛

転職先が結構変わったというか独特なやり方の会社自分も馴染むのにかなり苦労しているのだが、前任者も相当苦労したというのは引き継ぎの様子から察せられた。

それでもなるべく先入観を持たないよう自分なりに頑張っていると、前任者から

「そんなに頑張っても無駄ですよ」

適当仕事しといたほうがいいですよ」

というメールが来るようになった。

引き継いだプロジェクトccに前任者が含まれていたので、進行具合と私のメール送信時間からその人なりにアドバイスしているつもりかもしれないが、あまり気持ちのよいものではなかったので、辞められて暫くたつしということでccから外してもらった。

そうすると今度は他部署の方が

「前任者さんとLINEしてたんだけど、頑張っても無駄から適当にやっといたほうがいいって言ってましたよ」

みたいな事を声かけてくるようになった。

これはさすがに精神的に堪えた。

まるで呪詛だ。

前任者はとても苦労した末に辿り着いた答えかもしれないが、自分自分なりにやりたい事や試してみたいことがあるんだ。確かに会社システムとしておかしいところはあるが、嫌いな人がいるわけでもなければ仕事内容に不満を持っているわけではない。

前任者はキャリアアップのための円満退社と聞いていたが、何か揉めた末に辞めたのだろうか。

今度前任者の送別会があるらしいが出席するかどうか悩んでいるし、会社としても黒いのではという疑念が湧いてきた。

上司は前任者を高く評価しているので相談しにくいし、自分魔女化する前に決断を下さなければならない予感がしてならない。

何より、人の負のパワーに当てられるというのはこれほど辛いものだとは思わなかった。

  • 具体的にどういうことか話を聞いてあげれば? 苦労したのだから愚痴を言いたいだけだろう。 話半分で取り合ってあげればいい。

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