RTで回ってくる絵は可愛いものや美しいものばかりで、それらを見るたび心がざわつく。
自分も絵を描いている。小学生の頃から描いていた。でも、けして絵はうまくない。友人はうまいと言ってくれるけど、お世辞だろう。自分よりうまい人はたくさんいて、本当に数え切れないぐらいいて、自分の絵なんてその人達の絵に比べれば幼稚なものだ。
でも、1年前、数年前に比べたらうまくなっているのはわかる。
ほら、言うでしょう。人と比べるだなんて馬鹿らしいって。昨日の自分より優れているならそれでいいって。
分かっている。分かっているが、割り切れないのだ。
自分よりうまい絵をみると、嫉妬と自分の技術力の無さに絶望する。素直に賞賛したいのに、苦笑いをうかべてしまう自分がいる。あまりにも醜い。努力を怠ったのは自分で、その領域に行けなかった理由もやはり自分にあるのに、嫉妬し素直に「かわいい」と言えない。つらい。
もう絵なんて描きたくない。お前は才能がないんだよ。と言ってもらいたい。さっさと諦めて絵を描くことをやめろと。絵を描く時間を有意義に使えといってほしい。お前の絵には魅力はないと断言してもらいたい。
でも、そう言われても、描いてしまうことは知っている。ペンを握り締めてしまうんだ。もうダメだと思いながら、バカみたいに駄作を生み出してしまう。
ごめん、ごめんなあ。
創作やってるのは暇なせい。 面倒くさい苦しみも暇なせい。 余計なこと悩むのも暇なせい。 忙しく暮らせばいいんだよ。
どうしても辞めたいなら、何故逃げたかを徹底的に追求するといいよ。 色んな言い訳でごまかしてきたモノを一つ一つどかして「なんで?どうして?」するといい。 これをやり続けてい...