2015-09-11

http://anond.hatelabo.jp/20150905140639

古い話ではないし現金至上主義はこれから存在しつづけるだろう。

理由は述べているとおり。価値なりを実感できるらしいところ。



しか問題はその価値が重みなどとともにそこに具現化しているということは

触れているもの所有権をもつ状態を否めない物理事実

奪い取れるというところ。

現金はそれを価値に変える事ができるという信用の証書

その証書はだれの手にあっても持ち主のものとしてつかえるという

いわば宙ぶらりんの信頼。

どこから盗んできた金でもだれから奪った金でもそれを当然のように使える

そうでないから自信をもって使うわけだが奪いとられたり奪い取ったもの

つかう人間もいる。

銀行証券会社が幾人もの組織で幾重にも手続きをする信用を活用して

社会的信用を使うことは非常に価値があることなのだけれども

他人がその重みを担ってくれているので自分は重みを体感できない。

自分体感できないものは信用できないという直感的なもの存在を認めるし

払拭できない欲求だろう。

しかし金の価値という意味で、現金ほど軽薄で簡単に消え去る価値

脳の中で紙の重さを大切なものに変換する時に、信頼の厚みというもの

考えてみてほしい。

あなたのもっている財産現金は消えて無くなりだれかのものになる価値だが

人の手を渡り歩いてきたあなたの信用という記録はいつまでも残るものだ。

あなた銀行に預けて運用されてだれかが活用して世に連綿と残る事柄になっていくもの

だれかが活用あなたの信頼を広め高めるものだということを。

記事への反応 -
  • 自分がそう思ってるだけかもしれないけど、 今の時代、100万円の札束を生で見る機会ってそんなにないよね。 自宅に金庫でも設置して現金保管してる人ならともかく、 給与振込も...

    • 古い話ではないし現金至上主義はこれからも存在しつづけるだろう。 理由は述べているとおり。価値なりを実感できるらしいところ。 しかし問題はその価値が重みなどとともにそこ...

    • 給与は銀行振込で給料袋には明細の紙切れ一枚しか入ってなかったけど、 今は給料袋そのものがないぞ。 毎月の給与明細はPDFファイルがメールで送られてくる。 重さ0の電子データだ...

      • 内の会社はメールも来ないなぁ。 社内サーバーにブラウザで見に行くとPDFをダウンロードできるけど、 毎月知らぬ間に支払われて確認すらしてないや。

    • 父親の葬儀費用で母ちゃんの口座から100万下ろしに行った時が俺の人生で最も怪しまれたピークの瞬間だった。裏からえらい人が出てきて家に電話をかけられ、その程度は予測済みだっ...

    • ウッチャンナンチャン炎のチャレンジャーで3ヶ月毎日夕食家族全員でいただきますできたら100万円ってのがあって余裕すぎだろと思って見てたのを思い出したけど、間に合いそう...

    • 実在感の問題だね。100万円の札束だって物理的には紙の束じゃん。それに重みをつけてるのは「その紙切れにこれだけの価値がある」っていう知識の方。 俺は自営業してて職種柄現金取...

    • それはあるね。 いい悪いはともかく重みを伝えるのに、少なくとも日本では現金は効果的だ。 子供の頃から現金を使ったことがないというレアケースはともかく、いくら頭でただの数...

    • いい文章だ。 現金の重みというか現実、リアリティを感じることは、懐かしい記憶と新しい感覚を呼ぶ。 100万円あれば、摂生すれば、文化的に、約1年生きられるだろう。 その重...

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