同期が10人程度の小さな会社だが、全国に拠点というか営業所はあり、
研修がはじまって5ヵ月が過ぎた。
ところで、わたしは広く浅く友人をつくることは得意だけど、深くつきあえる友人をつくるのは苦手だ。
同期の10人ともすぐに仲良くなれた。
特にAとは今までの友人には無いような、お互いを尊敬しあえる友人になれたと思う。
そのAと飲みにいった帰りに、週末に映画へ行こうと誘ったら、用事があると断られた。
「ん、何の用事?」と聞くと、
「家を見に行く」とのこと。
うちの会社は研修期間の半年が過ぎると、会社が借り上げているマンスリーに自己負担で住み続けるか、自分で家を借りるかのどちらかが選べる。
私の同期は5人が東京なので通っており、残りの5人が仲がよく、全員同じマンスリーに住んでいるので、てっきりみんな住み続けるのかと思いこんでいたのだ。
「だって、狭いし、壁が薄いでしょ?」ふふっと笑いながら教えてくれたが、私の胸の中は嫉妬のようななんとも言えない気持ちでいっぱいだった。
なんで、事前に相談してくれなかったの?
なんで、一緒に探そうという選択肢はなかったの?
どのあたりに住む気なの?
家賃はどれぐらい見込んでいるの?
なんで?
というか、一緒にルームシェアした方が安いよね?
なんで?なんで?
全部彼にぶつけたかったけど、どれも口にすることはできなかった。
創作っぽいけどそれは置いといて、こいつが深い親友が出来ない理由が如実に表れているエントリだな
わーキモイ。 仕事の関係と友達関係をはき違えてる人いるよねーたまに。