具体的なフェミニストの方はむしろ僕の批判の対象外であるばかりか、尊敬の対象であることがほとんどだと思いますよ。
そういう方のフェミニズムというのは、哲学的・論理的基盤がしっかりとあり、「どうして女性の権利を拡張すべきなの?」という質問にも真正面から答えられる人が大半でしょう。恐らく。
そして弱者男性との関係についても、上記の質問の答えと矛盾が無いように弱者男性も助けるか、あるいは助けない理由(弱者男性は助けなくてもいいが、女性は助けるべき理由)を述べられる人が大半でしょう。恐らく。
そういうわけで論理的矛盾が無いわけですから、当然批判のしようがありません。むしろ尊敬されて然るべきです。
逆に、弱者男性との関係において、その「女性の権利を拡張すべき」という信念との矛盾を露呈してしまうようなフェミニズムは、端的に言っていらないんです。フェミニズムにとっても邪魔でしょうそんなもの。
しかし残念ながら、フェミニズムの最前線はともかく、その後続となる一般人的フェミニズムと呼べるであろう集団は、そうした矛盾を抱えてしまっている。
その後続となる一般人的フェミニズムと呼べるであろう集団は、そうした矛盾を抱えてしまっている。 いえ、あなた以外は特に矛盾とは捉えていないようです。 具体的にどこが矛盾...
論理的支柱になるような人物と、運動に携わるその他大勢の素朴な人々の間には、埋めがたい差があり それがもどかしく、不愉快でもあり、時に邪魔に感じるってのはフェミニズムに限...