2015-03-20

売れれば何してもいいとする出版社音楽業界はしっぺ返しを食らえばいい

先日、漫画雑誌の買い占めで読者から苦情が殺到したそうだ。

雑誌付録である投票券が目当てみたいでその買い占めがなされた格好だ。

問題は、売上げにだけ目を向けるのでなく、購読層に目を向けるべきである

例えば、今回みたいに何部も集めないと貰えないような付録を特典にした雑誌場合

それ目当てに買う人は多いものの、それは一部の人間に留まる。

要は層としての絶対数が少数である

それにはどんな問題があるのかというと、音楽業界と同じである

音楽業界も今や握手券ライブチケット抽選券のような付録商法が横行し衰退原因となっている。

昨今の違法ダウンロードも勿論問題だが、これら付録商法を取り締まらないがために、年々JPOPのCD需要が落ち込んでしまっている。

同様に出版業界も今や斜陽産業の筆頭格に躍り出ているためか、こうした安易かつ簡単に利益の出る付録商法に走ってしまうのはどうだろう。

これまで獲得してきた従来の購読層を捨てる覚悟新規獲得を行う姿勢は、一見斬新で良い方法に見えるが、数年先を顧みれば確実に売上げが落ち込むだろう。

このままでは、音楽業界同様取り返しの付かない事態になり得る可能性もある。

筆者はこうならないよう付録商法は今すぐ辞めるべきだと主張するが、それでも止められないなら、売上げ減少・衰退産業に陥って嘆くがいい。

  • そもそもAKBやEXILEやジャニーズのせいで音楽業界が衰退したって本当なのかね? そういうアイドル系の購買層と従来のアーティストの購買層って別にそんなに被ってない気がするんだけ...

    • その辺が上位占めてるのってシングルCDだけだしねえ。 アルバムはもっとバラエティに富んでる(DL使わない中年以上向けが多い印象) 一曲だけ買うのに円盤買う層はオマケ目当ての...

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