2015-02-14

アスベスト、覚えてますか?

今日アスベスト(石綿)と思われる現場に行ってきました。

撤去処理ではありません、石綿が含まれると思われるボードを残したままのリフォーム工事です。

古い団地集合住宅です。

意外と、奴がいると思われる現場は多いです。やはり古い建物に。

奴が入ってるボードは、断面がなんとなく湿っぽい…とかで見分けています。あまり当てにはなりませんが。

個人的に当てにしているのが、大工さんの反応です。

今日はあからますぎてびっくりました。

「そこの壁、切っといて」

はい!」

という会話を聞いて、ささっとベランダに逃げました。大工さん。

そこで察しがつきました。ああ、これ、奴入りなんだなと。

横長に1mほど、マルチツールで豪快に切りました。スーパーにあるようなただのマスクを付けて。

正直、奴を吸うのはかなり怖いです。放射線と何ら変わりありません。

じわじわ肺がんの可能性を高まりますしね。

しかし、仕事です。自分がやらなきゃ、結局自分以外の誰かが切るんです。代わりはいくらでもいるもの

勉強を捨ててここにいるので文句言えないです。たぶん一番ヤバイのは悪質な解体業者なので、幾分マシだと思ってます

石綿ボードは切ったりしなければわりと安全です。

気になる方は、リフォームする時なんかに「アスベストっぽいのがあったら適切に処理してください」と営業マンに念を押しとけばたぶん大丈夫です。

なんとなく肺が痛いです。なにより、自分への罪悪感で心が痛いですね。

※今回の話は僕の勝手妄想かもしれません。そんなはずないですが、妄想かも。絶対石綿だと思うけど、思ってるだけだから検査していないので、正確なことはわかりません。

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