2015-01-01

http://anond.hatelabo.jp/20150101073039

金が減って備品価値があがったわけではなく金が備品に変わった。

金も備品もどちらも資産

減価償却というのは書いてある通り使った分を決められた期間にわたって配分すること。この場合今期の減価償却費は800÷8=100

売上1000はなくなったわけではなく費用100をひいて利益900に変わった。

資産とか費用かいきなり言われても???かもしれないので後述する。

簿記は変化の過程を残すこととも言えるかもしれない。

つの会計の基礎の図を出す。

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費用 /収益

利益/

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収益(売上)というのは費用(収益を獲得するために使ったコスト、この場合備品減価償却費人件費や仕入費なども費用)と利益にわけられる。

これは感覚にわかると思う。

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資産 /負債

/ 利益

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資産負債(資産の入手手段)と負債を抱えて商売することにより増えた利益にわけられる。

反対側に回ればその項目のマイナスになる。

仕訳を一つ一つ見ていく。

備品(工具)800/現金800

言い換えれば、資産の増加/資産の減少

現金 1000/売上 1000

資産の増加/収益の増加

減価償却費100/備品(工具)100

費用の増加/資産の減少

ここでこれに戻ってみる。

費用 /収益

利益/

費用(減価償却費)100 / 収益(売上)1000

利益900 /

ここで今期の利益は900であることがわかる。

こちらも見ておく。

資産 /負債

/ 利益

資産(備品700と現金200)900 / 利益900

(この場合負債は0)

なんとなくイメージできただろうか。

簿記イメージ大事ゲーテ人間が生んだ最大の発明と言ったように簿記はとても論理的で美しい記録方法です。

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