今年の頭に会社が傾き具合が発表され、3月をもってたたむと宣告された。
言ってもらえただけマシではあったが、IT派遣奴隷としては転職活動もままならず、派遣先に潜り込めるかというとそこまでの実績や人間関係を築く時間もなかったため、30代にして無職の荒野へとこの身を放り出すことに。
ずっと忙しい日々を過ごしてきたし、すこし骨休みでもと遊んで暮らしていたところ、気がつけばもう年末の気配・・・。いくらなんでもぼんやりしすぎた、再就職しなければ!と思うも実際の行動に移すだけの気力がない。
今までの現場を思い返す。終電、休日出勤、プロパーも派遣も入れ替わりが激しい。
ステップアップのために転職する人や契約満了により次の現場に行く人、そして心を病んで突然いなくなった人・・・。
いろんなものを見てきたと思うが、この突然いなくなった人たちのことを考えると、またあの世界に戻るのが怖くなってくる。自分がいままで平常心を保っていられたのはただ運がよかっただけなのではないかと。
心を病むことに恐怖して心が病みがちという負のスパイラルに飲み込まれそうな状況。
がんじがらめ。通帳を見れば現実が迫ってきていることがよくわかる。このままだとマイナスになっても同じように生き、生活が完全に崩壊するだろうな。
とりあえず・・・とりあえずは一歩前に進んでみようと思う。
ITは人手不足っぽいし、戻ってきてよ。