相手の気持ちを考えて話すのが苦手である。
今まで仕事や私生活で、誰かに褒められても「いや俺なんかダメダメで〜」、「俺下手だし〜」、「○○さんの方がすごいから~」と自虐的な返答ばかりしていた。
すると、相手が苦笑いをする。この苦笑いに対して、なんの疑問も抱かなかった。相手の気持ちを全く考えていないかったからだ。
あるとき、いつものように「でも〜俺なんて〜」と、お決まりの返答をした。
「そんなことないですよ」と言われ嬉しくなりまた同じことを言った。2回同じやりとりが続いたと思う。
すると、相手が怒った。褒めているんだから認めろよ!と。
俺は驚いてきょどるだけだった。謙虚に出ているつもりなのに、なぜ怒られるのかわからなかった。
褒めてるのに否定されたらうざいんだよ!と言われハッとした。
今まで謙虚な態度のつもりだったのに、返って相手を不快にさせていることを、やっと気が付いた。
すごく反省した。
相手をわざわざ不快にして、スムーズに会話が進まないキッカケを作っていたのは自分だったのだ。
この出来事を機に、褒められたら「ありがとう」と答えるようにした。言葉のレパートリーが少なすぎる故に、なんと言えばいいのかわからないから。
「ありがとう」なら誰も傷つかないだろうと思った。
しかし、マイナスな言葉を口にしなくなるのは気持ちがいいとわかった。
すると、次はにっこりしながらありがとうと言えるようになった。
いい事だと思った。
コミュ障を改善できるなら、ネガティブなことはどんどん減らして行こうと思えるようになった。
事の発端は6、7年前のことだ。
ありがとうと抵抗無く言えるようになるまで、そこからさらに5年かかっている。
俺はまだ人として未熟である。
以上コミュ症の戯言
終了
http://anond.hatelabo.jp/20140920221850 大人の社会なんだから褒めるのはお世辞、こっちの謙虚も含めての演技、それがマナーだろうに まともに本気で褒めてるんだから受け止めろ!みたいな青春...