2014-09-06

松島みどりの発言は暴言ではない。それは日本が中立の立場をとっているからだ

そして中立は正しさを保証する考えではない。

まず喩えとして「1+1は2」と主張するA派と「1+1は2ではない」と主張するB派があるとしよう。

中立とは「A派の意見もB派の意見も受け入れない。私はどちらの味方もしない」という主張を行う立場だ。

読んで分かる通り中立は議論余地放棄自己存在肯定する思想一見すると詭弁の塊の様に思える。

しかメリット保守性という形で存在する。

往々にして中立という道具は議論によって排斥される思想を維持するために使われてきたからだ。

話を戻そう。

日本国における戦後人権刑罰、法の成り立ちは日本が中立である事を理由に再解釈されてきた。

それまでの解釈をできるだけ変える事なく、中立の考えは日本国民に対して有利な様にうまく機能してきた。

国内犯罪者日本人というケースが圧倒的に多かったからだ。

しか現代では松島みどりの発言通り、外国人受刑者が非常に増えているのでこの考えが通用しなくなっている。

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