2014-09-03

こんなはずではなかった。


学生時代詐欺師かなにかその辺りのうさんくさい生き方をして、我が身と口だけを頼りに立ち回り、最後はどうしようもなくなってボロクズのようにのたれ死ぬ事に憧れていた。

ところが、現実はどうだ。

生まれ故郷田舎就職し、そこそこ美人の嫁さんと結婚をし、複数人の子を設け、年収は350万円程度で貧しいながらも笑いの絶えない家庭を運営している。

それだけではなく、近所に住む親戚内でも立ち回って雑務をこなし、地区では役員を務めているし、消防団にも所属している。地区行事には当然の様に頭数に入れられており、草刈りから宴会まで、いろいろとやることがある。

もちろん、PTAもいろいろあるし、友人付き合いもいろいろ。

こんな筈ではなかった。

もっと薄っぺらに、軽薄に、軽佻浮薄に生きたかったのだ。

様々な縁と、それを振り切れない優柔不断と、臆病さ、それに妙な器用さが僕の足を縛り付ける。

誰か人生を代わってくれないだろうか。

ちなみに、不健康肥満体で見た目は悪いですが、年に三人ほどは嫁さん以外に手を出しているので、女を口説く手管は人並みだと思います

人生変わってくれる人は、現状と見た目を教えてください。

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