私の通勤電車には、小学校の横を通る場所があって、窓から体育館横のプールが見える。
私はいつも、吊革にぶらさがりながら、それを凝視するでもなく凝視している。
そうしてつぶさに観察していると、小学生女子の身体が、えもいわれぬ不思議な魅力をもつように思えてくる。
プールサイドに立つ小学生の姿を遠く眺めると、ゆるやかな曲線を描くシルエットが、しなやかに波打つように見える。
その線の微妙さは、小学生の、さらにある時期にしかもちえないものだ。
中高生のように、皮膚の下の柔らかい肉が、重力にしたがって変形して身体を形作っているのではない。
しかし、骨格のうえに皮がはり付いただけの、石のような身体とは全く違う。
紺色の水着の下には、薄い層をなした脂肪が、机に落ちた一滴のミルクのような繊細さで漲っている。
それは触れば手に溶け出してくるが、しかし形を崩すことなく内側にある硬い骨を予感させる。
鎖骨の下のふくらみは、いまだ肋骨の上で静かにその場所を主張するのみである。
それとは反対に、背中には、矢を放つ弓ように引き締まった筋道が頸から発して腰を経て、尻のところまで力を伝えていく。
広くはないがゆたかに質量をもったその尻を、水着が、液体の入った風船のように圧力をもって押し包む。
少女が爪先に力を込めて小さく飛ぶとき、力の入った脚の表面に細かな陰影ができる。
そうして次の瞬間には、白い足の裏でざらざらした地面に着地する。
そういうおっさんになるぐらいなら死を選ぶ
サカキバラ文体だな 本人かと思えるくらいキモい 自分の娘をネタに変態文学してたのみつかったらヤバイから増田はいいよな
ブログに小説書いている人だ