http://anond.hatelabo.jp/20140718070734 の続き
前回『最終兵器彼女の最終話の違和感』で、「まだまだ人が少数は生きれそうな地球を、ちせが『もうダメ』と言って宇宙に飛び立つのはおかしい」という話をしたけれど、全ての描写の整合性を取れる読み方を見つけた。
2. ちせがシュウジを確実に生かすために宇宙船に進化するには、戦闘する必要があった
3. ちせはちせの町の住人を自らの手で楽に死なせることを決意している。「少数なら生き延びそうな地球」にいるちせの町の住人をちせが一思いに全滅させるのは、すんなりとは受け入れがたいが、これを「ちせの町の住人については米軍の攻撃なり天変地異なりによって全滅することが決まっていた」と仮定する (さらに『ちせは(無抵抗な相手は)死ぬことが決まっていた人しか殺していなかった』という仮定を置いて全編を読みなおしてみたい)
4. ちせは最後に北海道に侵攻した米軍を壊滅させ、宇宙船に進化してシュウジとランデブー。シュウジのこっこは作れるので残った地球のことは知らんぷり。(地球が"ほぼ"全滅するのは確かなので、「地球はもうダメ」と言っても嘘ではない。こっこを作るには宇宙船まで進化するしかないので、シュウジは宇宙に連れ出す必要がある)
5. なぜちせは家族(や友達)を見捨ててシュウジだけを助けたのか: 人を複数人助けると、結局今回の災厄を起こしたような人類のいがみ合いを産んでしまうので、シュウジだけに留めた。(シュウジと自分だけでその業を引き受けることとした) みたいな仮定を置けばいいんじゃない?
…という風に読めば、「まだちょっとは大丈夫そうな地球」も「それを『もうダメ』と言うちせ」も整合性を保ったまま読むことができる。全編読みなおしはしてないのでおかしなところはあるかも。
この読み方の場合、「まだちょっとは大丈夫そうな地球」に(情勢が落ち着くまで宇宙で待つにしろ)本当は残り続けることができるのに、宇宙船と化した自分とのこっこを作るためにシュウジに狂言を言って宇宙に連れ出しているので、「ちせは狂言を言っている」ことになる。 全描写に整合性が取れたのは満足だけど、できれば「大丈夫そうな地球」と「狂言を吹いて'いない'ちせ」が両立できる読み方を探したい。
漫画のラストがどうにもピンと来ないのは、まさにラストのカットで、青々としていて陸地も雲も健在な地球がデカデカと写っていて、ちせちゃんの「地球はもうダメだぁ…」という説...
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ちせは兵器とはいえ女の子。 あれくらいの歳の子は自分勝手な思い込みを真実だと確信したりする。 だから「地球はもうダメだ」というのはちせの思い込み。 ちせは「これだけ人類が...
最終兵器彼女の何が駄目かって なぜあんなアホの子を最終兵器にしたのかっていう疑問に答えてないとこだよな そこ全力で辻褄あわせしとかないと駄目なとこよ
作者が後書きかなんかで「こういう物語が必要な年代がある」みたいなこと書いてた。 そういう年代の子供達に向かって書いたものであって、こまけーことはいいんだよであって、 そも...
外伝読んだ? 別に回し者じゃないけど、『最終兵器彼女外伝集 世界の果てには君と二人で』ってのが出てるからきになるなら読んでみるといい。 余計に腑に落ちない事が増えるがな。
一巻の初版のカバーだけ、クリアPP貼りでツルツルだった。(初版以外や他の巻はマットPP貼り) 編集が指定をミスったのかな? http://anond.hatelabo.jp/20140718070734