2014-02-05

狭い世界

自分が見ていたのはとても狭い世界だった。

小学校のころから運動でも勉強でも周りの人よりできた、中学校に入ってもそれは変わらなかった。

中2になってからだんだん周りが馬鹿に見えてきた。

周りの皆はどうしてあんなに何もできないのだろうと思った。

勉強でも運動でも相手がいなかった。

あの頃の自分はとにかくちょうどいい相手がほしかった、勉強のできるやつ、足が速いやつ、どんな相手でもよかった。

でも自分を満足させてくれる相手はいなかった。

そして、だんだんやる気がなくなっていった、とにかく学校に行くのが嫌だった。

なんであんなに何も出来ない人たちと一緒に生活しないといけないのかと思った。

高校に入っても何も変わらなかった。

だんだん学校に行かなくなった。

ある日Twitterを始めた。

そこには自分の求めていた人達が沢山いた。

でも、その人達自分との間には大きな差があった、もう追いつけない。

今までの自分が居たのはとても狭い世界だったと気付いた、でももう遅かった。

狭い世界の中で周りに不満ばかり持って自分を磨かなかった時間はあまりにも無駄だった。

もっとくそこが狭い世界だと知りたかった。

もう無理だ。暇な時間にとった色々な資格意味がないものに感じる。

電験とか応用情報とか何の役にもたたないものに感じる。

今まで生きてきた時間が全て無駄だった。

そんな事を思ってる僕も今年なんとか高校卒業して地元の小さな電気工事の会社就職する。

でも、もうダメそうだ。自分が嫌いになった。生きて行くが辛い。

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