2013-12-21

コツコツと地道に働くキリギリス

僕は岐阜のド田舎から国立大学に進学してそれなりに大きい企業IT系仕事をしている。

実家に帰ると、中学までの同級生の大半が高卒などで就職地元付近で働いている。

彼らの仕事もそれなりに収入はあるものの、自動車工場ライン工のようなタイプ仕事が多い。いわゆるブルーカラーだ。

そして日々向上心を持って、よりよいゴミ箱の配置やらを思案しつつ、地道に働いて立派に家族を養っていたりする。

これだけ地道に頑張っているんだから明るい未来が待っているでしょうと楽観したくはなるけれど

高卒肉体労働ばかりで何十年も安定して生きるのは難しい。途中で昇格してホワイトカラーに成れるのは一握りだ。

生涯ブルーカラー賃金子供を成人まで満足に育てる事の難しさは年々悪化している。途上国などからライバルが次々と登場するから尚の事製造業は暗い。

割と先行きは暗い。こんなに真面目にコツコツと頑張っているのに。

改心して遊ぶのを辞めてコツコツと冬に備えるキリギリスは、所詮キリギリスなので寒さに耐えれずに死ぬしかないのかなと考えている。可哀想だ。

  • 本当に可哀想なのは彼らなのか。 彼らはホワイトカラーになる事を望んではいない。 >生涯ブルーカラーの賃金で子供を成人まで満足に育てる事の難しさは年々悪化している。 本当...

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