■実家がコンプレックスなのだが

ここには悲しみがゴロゴロ転がってて落ち着く。

私の話をひとつ。（私は私は、が続くよ。）

家はまあ貧乏だけど両親は揃って元気でいるし大学も出してもらえたし就職先もあるし最近彼氏もできて、順風満帆。

でも父親ニート。なんで一家の大黒柱がニートで生きていけてるのか、大学まで出してもらえたのか、っていうのは、両親を援助する人たちがいたから。

だからって裕福な家柄ってわけじゃないから、実家はボロいし財産はないし、不便も多い。贅沢はできない。

ぎりぎり生きていける程度って感じ。

人は生まれる家を選べない。だから実家のことは私には関係ない問題だと思ってた。出て行っちゃえば関係ない、と。

でも彼氏ができて、本気の恋をしていると、私のことを知ってほしい、と思うようになった。

父親がニートといえる状態であることはすごく親しい友人にも言ってない。

友人たちと付き合う上では、そこまで深い話は聞いてもらわなくても良好な関係が築けたからだ。

だから、本当の意味で「本当の私（だと私が思っている私）」を知る人間は、家族だけだ。

で、友達はともあれ、彼氏となったらやっぱり隠し事はしたくない。

私は、私がどんなバックグラウンドを持つ人間で、どうしてこういう人間に育ったのか、ということを彼氏に知ってもらいたいんだと思う。

なぜなら、実家がコンプレックスだということは、私の一部だから。コンプレックスって自分の一部だよね？

重いと思われるかもしれないけど、でも私は自分のコンプレックスを受け止めてもらいたい……。

話は少し飛ぶが、私はバージンは大事にしろというふうに育てられたので、どうしても軽々しく処女を捨てることだけができなくて、彼氏ともまだそこまでの関係じゃない。

友達は、からだも繋がれば心の繋がりもより深くなるよ、と言う。（みんないいひとと付き合っている）

私の彼氏は、いいひとだ。こんなに優しくて思いやりのある人は今まで会ったことがない。

だからこそ、初めてがほしいなら、安心・安全にもらってほしい。

というか、私のバックグラウンドを語らずしてからだだけ繋がってしまうのはなんだか怖いし、彼にも悪い気がする。

こんなやつ抱いちゃったんだ、的な思いを抱く前に踏みとどまれるし……。

説明書がない製品を受け取らせちゃった的な……。

私の家庭事情を聞いたくらいで逃げるような男なら、それまでだったんだとも思えるし。（そうじゃないという結果しか、信じてないけど）

いまどきぽーんと処女を捨てられない女は、重すぎるかなあ。

色々知ってもらったうえで、望むならもらってほしいというだけなんだけど。

Permalink | 記事への反応(4) | 03:55

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