新宿駅の構内で二人の男性がケンカをしているのに仲裁を入った事があります。
すごい剣幕で怒っていて殴りかからんとする勢いをみてさすがにコレは止めないとなぁと思いました。(当時の私は岩手と言う田舎から出たばっかりの初心な少年で、今はそんな事はできない)
怒っている人は関西弁の30代の男性、怒られているのは同い年くらいの大学生でした。
胸倉を掴むその人を何とか剥がして、話を聞いた。
ぶつかったおじさんに謝りもしない学生を注意したら、反省の色も無く言葉だけ落とした。誠意を見せてもらう為に土下座しろ。という事だった。
新宿駅の構内で土下座なんか出来るものかと言いたくなる気持ちをグッと堪えてなんとか説得してると、今度は学生が「あやまってんじゃん」とゆとり世代を代表するような逆切れをし始めた。
関西弁のおじさんは「てめえ、殺したろか」といって殴ろうとし始めた頃、やっと40代くらいの駅員さんが来て、「警察呼びますか?」と話し始めるとだんだん話は収束し始めた。
その後、やっとケンカが終わりかえろうとする僕に駅員さんは
大学生の彼は「ついてないわー、意味わかんないわ」と呟き捨てると早々帰っていった。
関西弁のおじさんには「こんなクズのためにようがんばるな、兄ちゃん」と言われた。
なんかすっきりしない気持ちで帰った。
別にヒーローになりたかったわけでもないし、感謝されたいからやったわけじゃない。
ただ単に人が殴りあったり傷つけあったりそういうのを見たくないだけだった。直感で助けた方が良いんじゃないかという心に従ったまでだった。
良かれと思って行動した事が邪魔といわれ、無駄な努力をしたなと言われた気がした。
というただのチラ裏な話。
二人ともぶん殴って黙らせてから、 自分も静かに消えればよかったね
「通行の邪魔になるので仲裁は入らないでください」 疑うつもりじゃないんだが、駅員ほんとにそんなこと言ったのか?! ひどいな。 構内で暴力事件になるかも知れなかったところ...