おはようございます。大学教員です。30代で前の就職氷河期を目の当たりにしてきた者です。
就活に卒研お疲れ様。就職がまだ決まってないのについては気にすることないですよ。
うちのゼミの学生も、周りのゼミの学生にも、まだ決まってないのはたくさんいます。
決まってて「キラキラ」してる人が目につくとは思いますが、気にすることはありません。
この時期の卒研は、まさしく「初めての発表だからしょうがない」です。
そもそも4年生にそんなブリリアントな発表を期待してる教員なんていません。
ボロボロなのは想定の範囲内です。だからこそ添削します。今回の添削をふまえて
次の発表でちょっとでもよくなってればそれでいいんです。
貴方の目から見て「すごい発表してる!」って4年生もいるとは思いますが、
教員の目から見れば、だれもかれもいい勝負であることも多いです。
学部生というのはそんなものなのです(いい意味でも悪い意味でもなく)。
逃げたくなる気持ちはわかります。皆が4年生のころ、同じ経験をしています。
とくにスケジュールがつまってきたらそうですよね。
アドバイスとしては、「『ぎりぎりまで我慢して逃げる』のではなく、
『逃げたくなるような状態だということを教員や先輩に発信しておく』」ことです。
先生は学生を指導して卒業させるのが仕事ですから、「逃げていいよ♪」というような答えは返ってこないだろうと思います。
ですが、学生がそういう状態であることを知れば、研究テーマを実行可能なレベルに絞るやり方を考えてくれたり、
「どうにもならなくなって逃げる」に至る前に、少しずつ研究・仕事の進めるやり方を教えてくれるはずです
(そういう先生であることを祈ります。まぁ百歩譲って、先輩方や周りのほかの先生のうち、一人や二人くらいはそういう人がいるでしょう)。
初めてのことに取り組むのですから、一人でなんとかしようと思わないということが大切です。
くれぐれも体には気を付けてね。